患者様へ

岡山大学心臓血管外科は最後の砦として、全領域を網羅しております。新生児から高齢者まで、あらゆる分野の心臓血管外科疾患治療に尽力しております。全国32の関連施設で、年間5000例にも及ぶ手術治療を行なっており、特に大学は先天性心疾患においては、中四国はもとより、全国及び海外からの患者様を受け入れております。しかしながら、大学病院は難しい病気だけを診療するところではありません。全ての診療科が揃っている大学病院の特性を活かして、あらゆる疾患に対応させていただきます。このように医療は多くの診療科が綿密な連携を保ち、患者様を中心としたチーム医療が展開されなければなりません。専門領域が細分化された現在であればこそ、全診療科が揃った多くの専門集団によるチームワークにより高度な医療が提供できるのです。我々岡山大学心臓血管外科はより強硬なチームワークの中で、その一員として尽力致しております。アフリカの諺にもありますように、『早く行きたければ一人で行け、遠くまで行きたければ、皆で行け』をモットーに、さらに高みを目指して頑張りたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。