研究活動RESEARCH ACTIVITIES

最先端の心臓血管外科研究
医学の進歩に貢献し、患者様により良い治療を提供します

大学院生募集

岡山大学学術研究院医歯薬学域 心臓血管外科 では、
大学院生を募集いたします。

研究プロジェクト

最先端の心臓血管外科研究プロジェクト

Portable Ex-Situ Perfusion Machine with Functional Evaluation System for Donor Hearts after Circulatory Death

研究の目的

DCD心を既存のECMOへのマウントし灌流・心機能評価・搬送できるシステムを開発する

活動内容

動物実験

社会的意義

DCD心を用いた心移植数増加を目指す

チアノーゼ性先天性心疾患における腸内細菌叢の構成変化と心血管イベント発症への影響の検討

研究の目的

周術期腸内細菌叢の構成変化を明らかにし心血管イベント発症への影響があるか検証する

活動内容

検体解析

社会的意義

腸内細菌叢が周術期経過に影響を及ぼす可能性を検証する

ファロー四徴症における右室流出路狭窄の病態発生機序の解明と予後予測マーカーの開発

研究の目的

先天性心疾患がなぜ、どのようにして起こるのか、今までにあまり多くのことはわかっていません。私たちはファロー四徴症を中心とした心臓組織の遺伝子解析を通して、病気が発生するメカニズムの解明を目指しています。それにより将来的には先天性心疾患への新しい治療の開発に応用できればと考えています。

活動内容

心臓細胞の培養、心筋検体の遺伝子解析と疾患の原因となる遺伝子の検索・同定

社会的意義

ファロー四徴症の患者様を含め、先天性心疾患をもつ患者様がより長く健康に生きることができるよう、研究を進めます。

フォンタン循環不全に対する最適な左心補助循環の検討

研究の目的

フォンタン不全の急性増悪に対する治療として左心補助がどのような条件下において血行動態改善効果を示すかを明らかにする

活動内容

ブタのフォンタン循環モデルを用いて左心補助を行うことにより循環不全が改善しうる条件について検証する

社会的意義

左心補助が有効となる条件を明らかにし、治療戦略を改善することが期待される

心臓マイクロダイアリシス法を用いた虚血再灌流時セロトニン動態の研究

研究の目的

虚血再灌流時におけるセロトニン動態を研究することにより、虚血性心疾患における梗塞巣の軽減に貢献する治療法の開発を目指している。心臓マイクロダイアリシス法を用いて、虚血時の生化学的変化を詳細に解析する。

活動内容

12週ラットを用いた実験モデルにおいて、心臓にプローブを留置し、投薬効果や心筋障害の程度を確認・評価する

社会的意義

虚血性心疾患における梗塞巣軽減のための新たな治療戦略の確立により、心疾患患者の予後改善が期待される

マルチモーダルDiamond-like Carbon(DLC)コーティングによる蛋白吸着制御技術の開発と医療応用

研究の目的・背景

生体内に異物が埋植されると、最初に蛋白吸着が起こり、その後の細胞応答や免疫反応を規定する。したがって、蛋白吸着を自在に制御する技術は新たな医療機器開発に有用である。Diamond-like Carbon(DLC)は多様な機能を付与できる炭素材料であり、生体安全性も優れている。本研究ではDLCを用いた蛋白吸着制御法を確立し、医療機器への応用を目指す。

活動内容

DLC表面における蛋白吸着の規則性を解明し、得られた知見をもとに医療機器や研究用デバイスへの実用化を検討する。

社会的意義・将来への期待

DLCを基盤とした蛋白吸着制御技術により、必要に応じたバイオインターフェースを設計・開発できる環境を実現する。本研究で得られた知見は、医療と研究の双方に大きな影響をもたらすことが期待される。

研究参加者募集

最先端の心臓血管外科研究に興味のある方を募集しています。
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大学院生紹介

研究に携わる大学院生のご紹介

井上先生

手術はCABGはじめ大~小血管吻合が好き。

学会では若手主導組織の中四国代表を務めています。

鈴木先生

小児心臓外科医を志し、北海道から岡山へ。

留学先模索中。

岸先生

寡黙なシティーボーイ。

2児の父である傍ら、絶賛研究中。

倉田先生

錦帯橋で有名な岩国出身。

大学時代は野球部に所属し、変化球を投げていました。

徳田先生

バドミントンは西医体優勝の実力。

九州男児ですが、皆に優しい素敵な紳士です。

吉田先生

今年度、大学院入学。

髪型は毎日セット。剣道5段。

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岡山大学心臓血管外科

086-235-7359

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